トスカニーニ(1867-1957年)/ NBC交響楽団による1930年代後半から晩年の50年代初頭までの録音集。以下、録音年代別にみると、80才を超えた以降もいかにエネルギッシュで旺盛な活動を残しているかがわかります。かつ、そのレパートリーは欧州、米国両大陸をまたにかけたこともあって、この時代の指揮者としては驚異的に広く、録音の順番も(放送響ゆえに)大いに分散していて楽しめます。ただし録音を気にされる向きは曲によっては晩年1950年央の別演奏のものが良いでしょう。(Written by 織工

Arturo Toscanini Conducts Various Composer / amazon

【収録情報】
<1930年代>
・ドビュッシー:管弦楽のための映像~『イベリア』(1936年4月16日)
・モーツァルト:交響曲第40番ト短調(1937年12月25日)
・ボロディン:交響曲第2番ロ短調(1938年2月26日)
・フランク:交響詩『アイオロスの人々』(1938年11月12日)
・ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲(1938年11月26日)
・ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲(1939年3月1日)
・ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調(1939年11月25日)

<1940年> 73才
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調、ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)(1940年3月11日)
・ヴェルディ:歌劇『アイーダ』第1幕への前奏曲(1940年3月30日)
・ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソ(1940年4月20日)

<1941年> 74才
・R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』(1941年2月1日)
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調(1941年2月8日)
・コダーイ:マロシュセーク舞曲(1941年2月8日)
・ヴェルディ:歌劇『椿姫』第1幕への前奏曲(1941年3月10日)
・ワーグナー:『ローエングリン』第1幕への前奏曲(1941年3月17日、5月6日)
・メンデルスゾーン:交響曲第3番『スコットランド』(1941年4月5日)

<1942年> 75才
・バーバー:弦楽のためのアダージョ(1942年3月19日)
・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(1942年11月1日)

<1943年> 76才
・リスト:ハンガリー狂詩曲第2番(1943年4月4日)
・ガーシュウィン:パリのアメリカ人(1943年11月14日)

<1944年> 77才
・ワーグナー:『パルジファル』第1幕への前奏曲(1944年4月9日)

<1945年> 78才
・ロッシーニ:歌劇『シンデレラ』序曲(1945年6月8日)
・ロッシーニ:歌劇『セヴィリアの理髪師』序曲(1945年6月28日)
・ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲(1945年6月28日)
・グローフェ:組曲『グランド・キャニオン』(1945年9月10日)

<1946年> 79才
・ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲(1946年3月11日)
・ワーグナー:ジークフリート牧歌(1946年3月11日)
・ルーセル:交響詩『くもの饗宴』(1946年4月7日)
・ワーグナー:『ファウスト』序曲(1946年11月11日)

<1947年> 80才
・バッハ / レスピーギ編:パッサカリアとフーガ(録音:1947年11月22日)

<1948年> 81才
・ヴェルディ:歌劇『オテロ』第3幕のバレエ音楽(1948年9月16日)

<1949年> 82才
・ロッシーニ:歌劇『絹のはしご』序曲(1949年3月5日)
・シューマン:交響曲第3番『ライン』(1949年11月12日)

<1950年> 83才
・シューベルト:交響曲第8番『未完成』(1950年3月12日、6月2日)

<1951年> 84才
・プロコフィエフ:交響曲第1番『古典』(1951年11月10日)

<1952年> 85才
・フランク:交響詩『プシュケ』(1952年1月5日)
・ケルビーニ:交響曲ニ長調(1952年3月10日)
・シベリウス:交響詩『エン・サガ』(1952年3月15日)